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DB Baureihe 218 (Maerklin 39185) [鉄道模型 Maerklin]

 ドイツ鉄道がVerkehrsrot塗装を採用したのは1996年のことである。それまで、ドイツ鉄道の塗装変更は大抵いい加減で、なかなか進まないことが多かったが、今回ばかりは新しい車両は勿論のこと、古い車両まで熱心に真っ赤に塗装を変えてしまい、従来の塗装のままの車両は一部の保存車両を残すのみとなった。しかし、品がない程に鮮烈なVerkersrotの赤は、未だにあまり評判は良くないようである。
 私も長らく、あまり好きになれないでいたが、2005年にドイツに行った時に、その印象は変わった。黒に近いくらい濃い森、そしてどんよりと曇った空、そんなドイツの風景の中を走る鮮やかな赤は、よく目立ち、案外美しく見えたのである。それ以来、Verkehrsrotに取りつかれた私は、この色の車両を少しづつ集めてきた。そして先日、Akiraさんから「また赤ですか?」と呆れられながら購入したのが、この218形である。

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 メルクリンは2007年に新金型で218形を発売し、ダイキャスト製で重厚感のあるボディ、良好なディテーリング、そして良好なスタイリングは既に定評があるところである。今回紹介するモデルは、その別バージョンということになる。
 スタイリングはほぼ完璧である。一見スマートでいながら、武骨な218形らしさが非常によく再現されている。

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 ディテールは程良いレベルであるが、手摺が別パーツで再現されるなど、手抜きはない。床下機器の再現も同様である。印刷はいつもながら、細かく美しい。車番は、UICの新規定に従った、現在のものとなっている。
細かいディテールや印刷を追求し過ぎると、模型ではしばしば全体の印象が崩れてしまって、実車の良さが感じられないこともあるが、メルクリンではその心配はない。

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 屋上には軽くウエザリングも施されている。これもディーゼル機関車らしくて、嬉しい配慮である。煙突もよく目立つ。今話題になっているESUの215形のように、煙が出ることはない。将来的には、このような機能も標準となっていくのであろうか。

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 動力にはSDSモーターが使用されている。少しテストした限りでは非常にスムーズで、低速もよく利く。サウンドは走行音とホーンのみというシンプルな構成である。最近の古サウンド動力車にしてはやや安価に感じるのはこの辺りが関係しているのかもしれない。
 サウンドのバリエーションが少ないのは少々残念であるが、考えれば運転していて使うのは結局は走行音とホーンくらいであることを考えれば、必要十分なのかもしれない。サウンドのボリュームはやや小さいように感じるが、走行音自体はとても好感が持てる。



 車番は 218 260-8である。実車はBw Kemptenに所属し、MuenchenやAugsburgとFuessen、Memmingen、Lindauなどを結ぶREやRBに運用されている。きっと、Verkehrsrotを纏った旧Siberlinge客車がよく似合うことだろう。
 218形は新型気動車の導入で廃車が進み、活躍の場は随分と狭まってしまった。ドイツの鉄道シーンに欠かせない218形の、そんな晩年の姿を楽しむためには、このモデルは最適であろう。

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