架線運転を簡単に楽しむ [鉄道模型 レイアウト]
ある鉄道模型誌で、電気機関車や電車を走らせるレイアウトには架線は必須、という記事を読んだことがある。正直、ちょっと極端な意見ではないか、と長く思っていたが、ある運転会の時に架線付きレイアウトで走行させて、かなり考え方が変わった。架線下でパンタグラフをあげて走る列車にすっかり魅了されたのである。所有車両の大半が電車や電気機関車であることもあり、自分でも何とか架線運転を楽しみたいと思うようになったのである。
ご存じの通り、メルクリンから架線システムが発売されており、私も試しに購入してみた。原稿の架線システムは旧システムに比べ形状は格段に良いものの、架線柱と架線ワイヤをそろえるのはかなり高価であり、設営もかなり面倒で、お座敷運転の度に用意するのは難しいことが分かった。一時は旧システムの導入も考えた程であるが、入手自体もなかなか大変である。結局、架線運転を気軽に楽しむ方法として考えたのが、オーバル全体に架線を張ることには拘らず、一部区間のみ架線を張ることである。しかし、この場合、架線の切れ目の部分の処理が問題になる。
大いに参考になったのが、メルクリン・マガジンの記事である。この記事では、パンタグラフの摩耗予防の観点からも、トンネルなどでは架線を省略することを提案していた。そして、架線設営を一部区間のみに限定した場合の対策として、パンタグラフが架線に接触する高さまで上がらないよう、パンタグラフのシューと基部をタコ糸などで結ぶ方法や、架線の端部にガイドワイヤを設ける方法を紹介していた。前者は細かい作業になり、かなり面倒そうなので、後者を参考にすることにした。しかし、マガジンに掲載されていたガイドワイヤの写真を真似するのはなかなか面倒そうで、何とか簡単にガイドワイヤを作る方法がないか、私なりに考えてみた。


工作は3分でできる簡単なものである。架線ワイヤを軽く曲げ、架線ワイヤの下側を、架線柱の上側と接続するだけの話である。この際、架線柱と架線ワイヤの一部は切り取ってしまい、パンタグラフが干渉しないようにしている。といっても、文章ではなかなか工作内容が分かりにくいであろう、写真を観察して頂ければ幸いである。
列車進入時の写真と動画を掲載しておく。





この方法を用いれば、例えばオーバルの片側の直線部分だけ架線を設営する、といった具合に、比較的手軽に架線運転を用いることができよう。
ご存じの通り、メルクリンから架線システムが発売されており、私も試しに購入してみた。原稿の架線システムは旧システムに比べ形状は格段に良いものの、架線柱と架線ワイヤをそろえるのはかなり高価であり、設営もかなり面倒で、お座敷運転の度に用意するのは難しいことが分かった。一時は旧システムの導入も考えた程であるが、入手自体もなかなか大変である。結局、架線運転を気軽に楽しむ方法として考えたのが、オーバル全体に架線を張ることには拘らず、一部区間のみ架線を張ることである。しかし、この場合、架線の切れ目の部分の処理が問題になる。
大いに参考になったのが、メルクリン・マガジンの記事である。この記事では、パンタグラフの摩耗予防の観点からも、トンネルなどでは架線を省略することを提案していた。そして、架線設営を一部区間のみに限定した場合の対策として、パンタグラフが架線に接触する高さまで上がらないよう、パンタグラフのシューと基部をタコ糸などで結ぶ方法や、架線の端部にガイドワイヤを設ける方法を紹介していた。前者は細かい作業になり、かなり面倒そうなので、後者を参考にすることにした。しかし、マガジンに掲載されていたガイドワイヤの写真を真似するのはなかなか面倒そうで、何とか簡単にガイドワイヤを作る方法がないか、私なりに考えてみた。


工作は3分でできる簡単なものである。架線ワイヤを軽く曲げ、架線ワイヤの下側を、架線柱の上側と接続するだけの話である。この際、架線柱と架線ワイヤの一部は切り取ってしまい、パンタグラフが干渉しないようにしている。といっても、文章ではなかなか工作内容が分かりにくいであろう、写真を観察して頂ければ幸いである。
列車進入時の写真と動画を掲載しておく。





この方法を用いれば、例えばオーバルの片側の直線部分だけ架線を設営する、といった具合に、比較的手軽に架線運転を用いることができよう。
Cトラック スラブ軌道風 [鉄道模型 レイアウト]
デジタルのおかげで、お座敷運転もそれなりに楽しいが、あこがれはやはりレイアウトである。現状ではレイアウトを作成するのは到底無理だが、せめて展示台くらいは、と思う。せっかくなので、ICE 3が似合う高速新線風の展示台を作成することにした。
高速新線風のレイアウトとなると、hikariさんのZゲージレイアウトを思い浮かぶ。非常にシンプルな作りであるが、高架橋・スラブ軌道・トンネルの3点セットで雰囲気は抜群だ。hikariさんのレイアウトの写真を眺めながら、基本的なプランを練った。
高速新線はFrankfurt M – Koeln間のNBS Koeln-Rhein/Mainを意識したものにしたい。この高速新線は300km/h対応のICE 3専用線、建設費を抑えるため高架橋は少なく、切り通しや築堤区間、地平区間が大半を占め、最大40パーミルの勾配とカーブが連続する。全面的にスラブ軌道が採用されているのも特徴である。
あくまでも展示台なので、カーブと勾配はあきらめ、直線とする。高架とはせず、とりあえず地平とし、お座敷の時につなげられるようにする。そして、スラブ軌道は欠かせない。
まずは、スラブ軌道をどう再現するかを検討してみた。飽きっぽい私のこと、大事なのは手間がかからず、それっぽく見えることである。
最初に考えたのは、hikariさん方式である。Zゲージ用トラックの枕木をライトグレーに塗装し、それを同じくライトグレーに塗ったコルク道床に貼り付ける方法は比較的簡単だ。同じことはKトラックで簡単にできそうだ。しかし、枕木一本一本を塗装するのは根気のいる作業である。
ICEの写真集などで高速新線の写真をもう一度観察すると、一口にスラブ軌道と言っても、いろいろなパターンがあることが分かる。そして、多くの区間ではバラストの上にスラブ道床が載っていることが分かった。
そこで、Cトラックを用いて、道床部分を活かし、レールの周囲にスプレー塗料でライトグレーに塗装したプラ板を貼ることで、スラブ軌道風になるのではないかと思い至った。早速試してみた結果が以下の通りである。


Cトラックに貼るプラ板には、模型店で見つけたEvergreen scale modelsのStrip styrereを使っている。6.3mm幅と1.5mm幅のプラ板を使えば、Cトラックの長さに合わせて切るだけですので楽である。複線の間はアスファルト塗装されている区間が多いので、グレーのプラ板を置いた。
もう少し改良が必要だが、雰囲気は少しは出ているように思う。次はコンクリート架線柱で架線を張る予定である。最終的には以前購入したBuschのトンネルポータルを使って、トンネルも再現したい。Buschは高速新線用のトンネルポータルを3種類発売しているが、この製品は"Montabaur"、まさにNBS Koeln-Rhein/Mainを意識したデザインで、この展示台には欠かせない。

高速新線風のレイアウトとなると、hikariさんのZゲージレイアウトを思い浮かぶ。非常にシンプルな作りであるが、高架橋・スラブ軌道・トンネルの3点セットで雰囲気は抜群だ。hikariさんのレイアウトの写真を眺めながら、基本的なプランを練った。
高速新線はFrankfurt M – Koeln間のNBS Koeln-Rhein/Mainを意識したものにしたい。この高速新線は300km/h対応のICE 3専用線、建設費を抑えるため高架橋は少なく、切り通しや築堤区間、地平区間が大半を占め、最大40パーミルの勾配とカーブが連続する。全面的にスラブ軌道が採用されているのも特徴である。
あくまでも展示台なので、カーブと勾配はあきらめ、直線とする。高架とはせず、とりあえず地平とし、お座敷の時につなげられるようにする。そして、スラブ軌道は欠かせない。
まずは、スラブ軌道をどう再現するかを検討してみた。飽きっぽい私のこと、大事なのは手間がかからず、それっぽく見えることである。
最初に考えたのは、hikariさん方式である。Zゲージ用トラックの枕木をライトグレーに塗装し、それを同じくライトグレーに塗ったコルク道床に貼り付ける方法は比較的簡単だ。同じことはKトラックで簡単にできそうだ。しかし、枕木一本一本を塗装するのは根気のいる作業である。
ICEの写真集などで高速新線の写真をもう一度観察すると、一口にスラブ軌道と言っても、いろいろなパターンがあることが分かる。そして、多くの区間ではバラストの上にスラブ道床が載っていることが分かった。
そこで、Cトラックを用いて、道床部分を活かし、レールの周囲にスプレー塗料でライトグレーに塗装したプラ板を貼ることで、スラブ軌道風になるのではないかと思い至った。早速試してみた結果が以下の通りである。


Cトラックに貼るプラ板には、模型店で見つけたEvergreen scale modelsのStrip styrereを使っている。6.3mm幅と1.5mm幅のプラ板を使えば、Cトラックの長さに合わせて切るだけですので楽である。複線の間はアスファルト塗装されている区間が多いので、グレーのプラ板を置いた。
もう少し改良が必要だが、雰囲気は少しは出ているように思う。次はコンクリート架線柱で架線を張る予定である。最終的には以前購入したBuschのトンネルポータルを使って、トンネルも再現したい。Buschは高速新線用のトンネルポータルを3種類発売しているが、この製品は"Montabaur"、まさにNBS Koeln-Rhein/Mainを意識したデザインで、この展示台には欠かせない。








