謹賀新年 [ドイツ・スイス鉄道旅行 2011-12]
2月12日 Bruxelles → Paris → Tokyo [ドイツ鉄道旅行 2011]
ブリュッセル中央駅 (Bruxelles-Midi)のコンコースに降り、切符売り場でParisへのThalysの指定券を購入する。レールパスを所有しているとはいえ、5000円程度の追加料金が発生するから、安くはない。まだ時間があるので、駅前に出てベルギービールを一杯。

18時30分頃、再びホームに戻る。

これからThalys 9452に乗車するはKöln Hbf始発である。本当はKölnから乗車しても良かったのであるが、できるだけICEに乗りたいが故に、BruxellesからThalysに乗ることにしたのである。定刻では18時37分発であるが、その時間にようやく入線してきた。
車両はThalys PBKAの4301編成である。Thalys用車両にはPBA・PBKAの2種類があり、4電源仕様でドイツ直通も可能なPBKAは17編成が製作され、Thalysの運行に参加するSNCFが6編成、SNCBが7編成、DB・NSが2編成ずるを所有している。4301編成はSNCB所有の編成である。
慌ただしく乗り込むと、18時40分過ぎにThalysは静かに動き出す。TGVシリーズの1等車に乗るのは初めてである。大柄な椅子がホールド感が良く、ICEとは別の快適さがある。内装には車両外装と同様、大胆に赤が用いられた派手なものであるが、それでも全く下品さがなく、高級感があるのは素晴らしい。TGVシリーズの2等車は評判が良いとは言えないが、この1等車はさすが、という他ない。

もう外は真っ暗で車窓風景は全く楽しめない。しばらく在来線区間であるが、200km/hを出ているようだ。Halleを過ぎLembeekからは高速新線HSL 1へ。ここからは最高300km/hで快走する。
そうこうするうちに、食事サービスが回ってきた。Thalysのサービスの特色の一つであるこの食事サービスは、Thalysの旅の大きな楽しみである。飲み物には白ワイン、アルコールもチョイスできるのは有り難い。コールドミールではあるが、ちゃんとグラスが使われているし、機内食よりはるかに美味しくて、なかなかレベルが高かった。

食後はThalysの無線LANサービスを試す。1等客は無料で利用できるが、乗車券に記されたコードを記載する必要があり、そのことがよく分からなくて難渋した。LANのスピードはICEと同程度である。
Thalysは高速新HSL 1を73km走って国境を越え、フランスに入る。ここからはフランスの高速新線LGV Nordへ。Arnouville-lès-Gonesseまでのさらに180km強は高速新線が続く。高速新線を降りると、残りの16.6kmは在来線区間となる。Paris市内に入って、列車は原則、パリ北駅Paris Gare du Nordには5分ほど遅れて20時10分に到着する。

パリ北駅からは5分ほど歩いてAvalon Hotel Parisへ。Parisのホテルで良い印象だったところはないが、ここも同様である。ドイツのホテルに比べると、料金は結構高いのに部屋は狭いし、綺麗ともいえない。もっとも、大都市Parisでは、仕方がないのかもしれない。
もう一度、ホテルを出て、駅前のブラッスリーBrasserie Terminus Nordへ。ここでワインと生カキを堪能し、すっかり満足する。2日間、早朝から晩まで動き回って疲労困憊、ホテルに戻ってすぐに眠る。

14日は早朝に目が覚めた。外はまだ暗いが、今なら一昨日利用したん明りのICEの1番列車が撮影できるのではないか、と思いつき、15分程歩いてParis Gare du l’Estへ向かう。しかし・・・・ICE 9551は日曜日は運休なのであった。当然のことながら、ICE 3MFの姿はなく、がっかり。


メトロで北駅まで乗り、さらに撮影。



ホテルの朝食は案の上、パンとチーズくらいしかないのでパス。荷物を整理して、RER-B線に乗ってパリ・シャルル・ドゴール空港へ。

搭乗するJL042/AF282便が出発するターミナル2Eまでは延々と歩かされる。そしてターミナルの出国審査は長蛇の列。花の都Parisはいつも魅力的だが、ホテルと空港だけは極力利用したくないものである。とはいえ、エールフランスのA380を見られたのは嬉しかった。

ようやく出国手続きを済ませたら、出発まではターミナル内で朝食。紅白のワインとキッシュでヨーロッパとの別れを惜しむ。

ほろ酔い加減になったら、そろそろ出発時間。JL042/AF282便はJALのB777による運航である。そういえば日系航空会社のヨーロッパ線を利用するのは初めてである。1回目の食事のお供はキリンビールである。

その後は旅行記をまとめたり、映画を見たり。本当は眠りたいのだが、思うようにいかない。

2回目の食事が終わったところでようやく眠りにつくが、もう日本上空である。ドンという衝撃で目覚めたら、羽田空港に着陸したところだった。定刻の朝6時55分。2泊4日の慌ただしいドイツ鉄道旅行が終わった瞬間であった。

18時30分頃、再びホームに戻る。

これからThalys 9452に乗車するはKöln Hbf始発である。本当はKölnから乗車しても良かったのであるが、できるだけICEに乗りたいが故に、BruxellesからThalysに乗ることにしたのである。定刻では18時37分発であるが、その時間にようやく入線してきた。
車両はThalys PBKAの4301編成である。Thalys用車両にはPBA・PBKAの2種類があり、4電源仕様でドイツ直通も可能なPBKAは17編成が製作され、Thalysの運行に参加するSNCFが6編成、SNCBが7編成、DB・NSが2編成ずるを所有している。4301編成はSNCB所有の編成である。
慌ただしく乗り込むと、18時40分過ぎにThalysは静かに動き出す。TGVシリーズの1等車に乗るのは初めてである。大柄な椅子がホールド感が良く、ICEとは別の快適さがある。内装には車両外装と同様、大胆に赤が用いられた派手なものであるが、それでも全く下品さがなく、高級感があるのは素晴らしい。TGVシリーズの2等車は評判が良いとは言えないが、この1等車はさすが、という他ない。

もう外は真っ暗で車窓風景は全く楽しめない。しばらく在来線区間であるが、200km/hを出ているようだ。Halleを過ぎLembeekからは高速新線HSL 1へ。ここからは最高300km/hで快走する。
そうこうするうちに、食事サービスが回ってきた。Thalysのサービスの特色の一つであるこの食事サービスは、Thalysの旅の大きな楽しみである。飲み物には白ワイン、アルコールもチョイスできるのは有り難い。コールドミールではあるが、ちゃんとグラスが使われているし、機内食よりはるかに美味しくて、なかなかレベルが高かった。

食後はThalysの無線LANサービスを試す。1等客は無料で利用できるが、乗車券に記されたコードを記載する必要があり、そのことがよく分からなくて難渋した。LANのスピードはICEと同程度である。
Thalysは高速新HSL 1を73km走って国境を越え、フランスに入る。ここからはフランスの高速新線LGV Nordへ。Arnouville-lès-Gonesseまでのさらに180km強は高速新線が続く。高速新線を降りると、残りの16.6kmは在来線区間となる。Paris市内に入って、列車は原則、パリ北駅Paris Gare du Nordには5分ほど遅れて20時10分に到着する。

パリ北駅からは5分ほど歩いてAvalon Hotel Parisへ。Parisのホテルで良い印象だったところはないが、ここも同様である。ドイツのホテルに比べると、料金は結構高いのに部屋は狭いし、綺麗ともいえない。もっとも、大都市Parisでは、仕方がないのかもしれない。
もう一度、ホテルを出て、駅前のブラッスリーBrasserie Terminus Nordへ。ここでワインと生カキを堪能し、すっかり満足する。2日間、早朝から晩まで動き回って疲労困憊、ホテルに戻ってすぐに眠る。

14日は早朝に目が覚めた。外はまだ暗いが、今なら一昨日利用したん明りのICEの1番列車が撮影できるのではないか、と思いつき、15分程歩いてParis Gare du l’Estへ向かう。しかし・・・・ICE 9551は日曜日は運休なのであった。当然のことながら、ICE 3MFの姿はなく、がっかり。


メトロで北駅まで乗り、さらに撮影。



ホテルの朝食は案の上、パンとチーズくらいしかないのでパス。荷物を整理して、RER-B線に乗ってパリ・シャルル・ドゴール空港へ。

搭乗するJL042/AF282便が出発するターミナル2Eまでは延々と歩かされる。そしてターミナルの出国審査は長蛇の列。花の都Parisはいつも魅力的だが、ホテルと空港だけは極力利用したくないものである。とはいえ、エールフランスのA380を見られたのは嬉しかった。

ようやく出国手続きを済ませたら、出発まではターミナル内で朝食。紅白のワインとキッシュでヨーロッパとの別れを惜しむ。

ほろ酔い加減になったら、そろそろ出発時間。JL042/AF282便はJALのB777による運航である。そういえば日系航空会社のヨーロッパ線を利用するのは初めてである。1回目の食事のお供はキリンビールである。

その後は旅行記をまとめたり、映画を見たり。本当は眠りたいのだが、思うようにいかない。

2回目の食事が終わったところでようやく眠りにつくが、もう日本上空である。ドンという衝撃で目覚めたら、羽田空港に着陸したところだった。定刻の朝6時55分。2泊4日の慌ただしいドイツ鉄道旅行が終わった瞬間であった。
2月12日 Köln → Bruxelles [ドイツ鉄道旅行 2011]
ギリギリまで撮影していたので急いでKöln Hbfに戻り、コインロッカーでスーツケースを取り出す。ホームに上がる前に、売店でサンドイッチを購入する。ヨーロッパでのサンドイッチの美味しさは格別である、特にロールモンプス (ニシンの酢漬け)のサンドイッチは私の大好物である。日本では全く見たことがないが、日本でも受け入れられそうな味だと思う。
慌ただしく18番線ホームに上がると、これから乗車するBruxelles-Midi行のICE 14は既に入線していた。ICE 3の国外の乗り入れ先はParis、Amsterdam、Bruxxellesであるが、既にParis、Amsterdamまでは利用経験があるので、今回は最後に残ったBruxellesへのICEの旅を楽しもうというわけである。
停車中の車両はICE 3M (406形)のトップナンバー、Tz 4601編成である。ICE 14は14時16分にFrankfurt(M) Hbfを発車し、Frankfurt(M) Flughafen Fernbf、Limburg Süd、Montabaur、Sieburg/Bonnと高速新線の各駅に停車し、定刻ではKöln Hbfに15時39分に到着したはずである。


今回は先頭の31号車17番席 (2等席)を予約してある、言うまでもなくラウンジの最前部右通路側、前面展望が最も楽しめる席である。私は1等用レールパスを所持しているが、ICE 3は2等席でも十分快適であり、しかもラウンジからの展望は2等の方が良いので、ICE 3に乗車する場合は2等車を利用する場合が多い。しかし、2等車は混雑していることが多く、この列車も大半の席が埋まっていた。私の席にも中年の男性客が座っていたが、指定券を掲示して譲ってもらう。私も旅の際に必ず持ち歩く”Eisenbahnatlas Deutscheland”(ドイツ鉄道地図)を広げていたから、きっと同好の士なのだろう。でも、今日ばかりは譲れない・・・・。
ICE 14は定刻の15時45分にKöln Hbfを発車する。まず北西方面に向かい、ICEやICなど長距離列車の集うヤードの脇を過ぎて、Köln-Nippes付近でNeuss方面の路線と分かれ、進路を真西へと変える。Gravenbroich・Mönchengladbach方面の路線が分かれるMüngerdorfを過ぎると列車は快調に加速していく。



KölnからAachenまでは在来線を高速化した改良新線ABS (Ausbaustrecke)となっており、特にDürenまでは複々線で高速線とS-Bahnが分離されており、高速線では最高250km/h運転が可能である。改良新線区間は線形が良く、ほぼ250km/hを維持して列車は快走するが、乗り心地は極めて良い。




複々線のうち、高速線側はICEだけでなく、REも利用している。この区間はREはRE 1 “NRW-Express”とRE 9 “Rhein-Sieg-Express”の2路線が経由するため、REの列車本数は多い。丁度、120形牽引のREとすれ違う。本来長距離輸送用の120形であるが、ICの列車削減で余剰が発生し、8両が120.2形に改番の上DB Regioに移籍し、そのうち3両が”Rhein-Sieg-Express”に投入されているのである。とはいえ、両数が少ないので、貴重な姿を目撃することができた。

続いて、Thalysともすれ違う。Paris - Bruxelles - Aachen - Kölnを結ぶThalysはICE 3と並ぶこの区間の花形列車である。元々、1日6往復が設定されていたが、2011年ダイヤでは5往復に削減され、その代わりBruxelles - Aachen - Köln – Frankfurt(M)を結びICEが3往復から4往復に増発された。

DürenはS-Bahnの終点である。KölnからDüren までは39.2km、250km/hであっという間に走り通す。ここからは複線となり、最高速度も160km/hとなる。

陽も傾いてきた中、車窓には田園風景が広がる。LangerweheではEuregiobahnの気動車が停車中、643形(Bombardier製TALENT)である。ドイツではどこに行っても、新型気動車が幅を利かしているが、Nordrhein-Westfalen州では特にTALENTが目立つ。



Eschweiler付近では急カーブが続き、列車も減速して通過する。まもなく、左に貨物専用線が現れると、Stolberg。貨物駅にはホッパ車が大量に停車している。
列車は130km/h程でさらに西へと向かう。Nimmerトンネル(125m)、Eilendorferトンネル(357m)を過ぎると程なくして、車窓はAachenの市街となる。



左にAache-Rothe Erdeの貨物駅が広がる。コンテナ車を何両もつなげた貨物列車を牽引する多電源式の185形とすれ違うと、減速していく。注意信号を受けてゆっくりと進み、Köln Hbfから70.2km、Aachen Hbfには16時15分に到着する。時刻表を見たら、何と定刻より5分も早い、随分と余裕のあるダイヤである。


せっかくなので、ホームに降りて、写真を撮る。それでも時間があるので、車内に戻って35号車のBordBistroへ行き、Becksのビールを購入して席に戻る。やはりICEの旅にはビールは欠かせないのである。


Aachen Hbfを16時24分に発車すると列車は南西へと向かう。すぐに電源方式が変わり、3000V DC区間となる。電源切り替えは自動で行われるようだ。Aachen Südを通過するとNeuer Aachener Buschトンネル (全長711m)を抜ける。そして、Köln Hbfから70.2km地点で国境を越え、ベルギーへと入る。


Aachen Hbfから10km程のHergenrathを通過すると、在来線と分かれ、高速新線HSL 3に入る。


Aachen – Liège間56kmのうち、高速新線となっているのは42kmである。2009年6月に開業したばかりの新しい路線で、信号システムにはECTS level 2が採用されている。当初はICEのみがHSL 3経由となっていたが、2009年12月からThalysもHSL 3経由となり、在来線経由に比べ所要時間が20分あまり短縮された。
列車は高速新線に入ると一気に加速、高速道路E40に沿って最高260km/hで走る。高速道路に沿って高速新線を建設する方法は最近のドイツでも一般的である、おそらく土地買収や環境問題などをクリアしやすいのであろう。
高速新線はバラスト軌道、フランスのLGVに近い印象である。乗り心地は安定感があって、良好である。とはいえ、すれ違う列車は少ない。HSL 3はICEとThalys以外はごく一部のICが通るのみで、この立派な設備がもったいなく感じられる。




全長6530mのTunnel von Sourmagneを抜け、Vesdre川を渡ると、Chênèe付近で高速新線区間は終わり、残りの4kmあまりは最高160km/hの在来線を走る。すでに周囲はLiègeの市街地、列車は減速していき、16時46分Liège-Guilleminsに到着した。1分の早着である。




16時49分にLiège-Guilleminsを発車すると、Ansまでの6.5kmは在来線を走り、高速新線HSL 2に入る。


HSL 2は2002年に開業したが、当初ICE 3Mは渦電流ブレーキが信号システムへ悪影響を及ぼすことが懸念され、乗り入れられなかった。2004年12月からICEも高速新線経由となったが、300km/hまで許容されているThalysに比べ、最高250km/hに制限されている。
HSL 2も複線、バラスト軌道で高速道路に並行している。列車はほぼ250km/hを維持しながら走る。外は大分暗くなり、雨も降りだしたが、幸いにもまだ前面からの展望は楽しむことが出来るレベルである。



高速新線区間64.7kmをあっという間に走破し、Leuven付近で減速、ここから30km程は在来線区間となる。とはいえ3複線で近郊列車とは軌道が分離されており、真中の複線を160km/h程度で西に向けて走る。Antwerpなど、様々な路線が集まってくる頃には、Brussels市内に入っており、既に減速している。多くの乗客が下車の準備をする中、17時26分、1分の早着でBruxelles Nordに到着する。




今回のドイツ旅行を通じて、ドイツ鉄道の列車はほぼ時間通りに運行されており、早着することもしばしばであった。12月に全国的な遅延が大きく取り上げられていたので、この正確さは嬉しい誤算であった。しかし、最後の一区間でついに遅れが生じた。ICE 14はBruxelles Nordを17時29分に発車するはずが、なかなか動き出さないのである。そうこうしているうちに、ホームの向かい側をThalysが先行していく。どうやら遅延したThalysを待っていたようだ。結局、3分遅れて17時32分に発車、終点Bruxelles-Midiには17時38分に到着した。Köln からわずか2時間弱の旅、本当に便利である。


これでICE 3とはしばしの別れとなる、じっくりと編成を眺めて回る。あとはParisに向かうのみである。

慌ただしく18番線ホームに上がると、これから乗車するBruxelles-Midi行のICE 14は既に入線していた。ICE 3の国外の乗り入れ先はParis、Amsterdam、Bruxxellesであるが、既にParis、Amsterdamまでは利用経験があるので、今回は最後に残ったBruxellesへのICEの旅を楽しもうというわけである。
停車中の車両はICE 3M (406形)のトップナンバー、Tz 4601編成である。ICE 14は14時16分にFrankfurt(M) Hbfを発車し、Frankfurt(M) Flughafen Fernbf、Limburg Süd、Montabaur、Sieburg/Bonnと高速新線の各駅に停車し、定刻ではKöln Hbfに15時39分に到着したはずである。


今回は先頭の31号車17番席 (2等席)を予約してある、言うまでもなくラウンジの最前部右通路側、前面展望が最も楽しめる席である。私は1等用レールパスを所持しているが、ICE 3は2等席でも十分快適であり、しかもラウンジからの展望は2等の方が良いので、ICE 3に乗車する場合は2等車を利用する場合が多い。しかし、2等車は混雑していることが多く、この列車も大半の席が埋まっていた。私の席にも中年の男性客が座っていたが、指定券を掲示して譲ってもらう。私も旅の際に必ず持ち歩く”Eisenbahnatlas Deutscheland”(ドイツ鉄道地図)を広げていたから、きっと同好の士なのだろう。でも、今日ばかりは譲れない・・・・。
ICE 14は定刻の15時45分にKöln Hbfを発車する。まず北西方面に向かい、ICEやICなど長距離列車の集うヤードの脇を過ぎて、Köln-Nippes付近でNeuss方面の路線と分かれ、進路を真西へと変える。Gravenbroich・Mönchengladbach方面の路線が分かれるMüngerdorfを過ぎると列車は快調に加速していく。



KölnからAachenまでは在来線を高速化した改良新線ABS (Ausbaustrecke)となっており、特にDürenまでは複々線で高速線とS-Bahnが分離されており、高速線では最高250km/h運転が可能である。改良新線区間は線形が良く、ほぼ250km/hを維持して列車は快走するが、乗り心地は極めて良い。




複々線のうち、高速線側はICEだけでなく、REも利用している。この区間はREはRE 1 “NRW-Express”とRE 9 “Rhein-Sieg-Express”の2路線が経由するため、REの列車本数は多い。丁度、120形牽引のREとすれ違う。本来長距離輸送用の120形であるが、ICの列車削減で余剰が発生し、8両が120.2形に改番の上DB Regioに移籍し、そのうち3両が”Rhein-Sieg-Express”に投入されているのである。とはいえ、両数が少ないので、貴重な姿を目撃することができた。

続いて、Thalysともすれ違う。Paris - Bruxelles - Aachen - Kölnを結ぶThalysはICE 3と並ぶこの区間の花形列車である。元々、1日6往復が設定されていたが、2011年ダイヤでは5往復に削減され、その代わりBruxelles - Aachen - Köln – Frankfurt(M)を結びICEが3往復から4往復に増発された。

DürenはS-Bahnの終点である。KölnからDüren までは39.2km、250km/hであっという間に走り通す。ここからは複線となり、最高速度も160km/hとなる。

陽も傾いてきた中、車窓には田園風景が広がる。LangerweheではEuregiobahnの気動車が停車中、643形(Bombardier製TALENT)である。ドイツではどこに行っても、新型気動車が幅を利かしているが、Nordrhein-Westfalen州では特にTALENTが目立つ。



Eschweiler付近では急カーブが続き、列車も減速して通過する。まもなく、左に貨物専用線が現れると、Stolberg。貨物駅にはホッパ車が大量に停車している。
列車は130km/h程でさらに西へと向かう。Nimmerトンネル(125m)、Eilendorferトンネル(357m)を過ぎると程なくして、車窓はAachenの市街となる。



左にAache-Rothe Erdeの貨物駅が広がる。コンテナ車を何両もつなげた貨物列車を牽引する多電源式の185形とすれ違うと、減速していく。注意信号を受けてゆっくりと進み、Köln Hbfから70.2km、Aachen Hbfには16時15分に到着する。時刻表を見たら、何と定刻より5分も早い、随分と余裕のあるダイヤである。


せっかくなので、ホームに降りて、写真を撮る。それでも時間があるので、車内に戻って35号車のBordBistroへ行き、Becksのビールを購入して席に戻る。やはりICEの旅にはビールは欠かせないのである。


Aachen Hbfを16時24分に発車すると列車は南西へと向かう。すぐに電源方式が変わり、3000V DC区間となる。電源切り替えは自動で行われるようだ。Aachen Südを通過するとNeuer Aachener Buschトンネル (全長711m)を抜ける。そして、Köln Hbfから70.2km地点で国境を越え、ベルギーへと入る。


Aachen Hbfから10km程のHergenrathを通過すると、在来線と分かれ、高速新線HSL 3に入る。


Aachen – Liège間56kmのうち、高速新線となっているのは42kmである。2009年6月に開業したばかりの新しい路線で、信号システムにはECTS level 2が採用されている。当初はICEのみがHSL 3経由となっていたが、2009年12月からThalysもHSL 3経由となり、在来線経由に比べ所要時間が20分あまり短縮された。
列車は高速新線に入ると一気に加速、高速道路E40に沿って最高260km/hで走る。高速道路に沿って高速新線を建設する方法は最近のドイツでも一般的である、おそらく土地買収や環境問題などをクリアしやすいのであろう。
高速新線はバラスト軌道、フランスのLGVに近い印象である。乗り心地は安定感があって、良好である。とはいえ、すれ違う列車は少ない。HSL 3はICEとThalys以外はごく一部のICが通るのみで、この立派な設備がもったいなく感じられる。




全長6530mのTunnel von Sourmagneを抜け、Vesdre川を渡ると、Chênèe付近で高速新線区間は終わり、残りの4kmあまりは最高160km/hの在来線を走る。すでに周囲はLiègeの市街地、列車は減速していき、16時46分Liège-Guilleminsに到着した。1分の早着である。




16時49分にLiège-Guilleminsを発車すると、Ansまでの6.5kmは在来線を走り、高速新線HSL 2に入る。


HSL 2は2002年に開業したが、当初ICE 3Mは渦電流ブレーキが信号システムへ悪影響を及ぼすことが懸念され、乗り入れられなかった。2004年12月からICEも高速新線経由となったが、300km/hまで許容されているThalysに比べ、最高250km/hに制限されている。
HSL 2も複線、バラスト軌道で高速道路に並行している。列車はほぼ250km/hを維持しながら走る。外は大分暗くなり、雨も降りだしたが、幸いにもまだ前面からの展望は楽しむことが出来るレベルである。



高速新線区間64.7kmをあっという間に走破し、Leuven付近で減速、ここから30km程は在来線区間となる。とはいえ3複線で近郊列車とは軌道が分離されており、真中の複線を160km/h程度で西に向けて走る。Antwerpなど、様々な路線が集まってくる頃には、Brussels市内に入っており、既に減速している。多くの乗客が下車の準備をする中、17時26分、1分の早着でBruxelles Nordに到着する。




今回のドイツ旅行を通じて、ドイツ鉄道の列車はほぼ時間通りに運行されており、早着することもしばしばであった。12月に全国的な遅延が大きく取り上げられていたので、この正確さは嬉しい誤算であった。しかし、最後の一区間でついに遅れが生じた。ICE 14はBruxelles Nordを17時29分に発車するはずが、なかなか動き出さないのである。そうこうしているうちに、ホームの向かい側をThalysが先行していく。どうやら遅延したThalysを待っていたようだ。結局、3分遅れて17時32分に発車、終点Bruxelles-Midiには17時38分に到着した。Köln からわずか2時間弱の旅、本当に便利である。


これでICE 3とはしばしの別れとなる、じっくりと編成を眺めて回る。あとはParisに向かうのみである。

「ドイツフェスティバル in ぐんま」と淡路島への旅 [国内の鉄道]
9月23日・24日と鉄道模型と国内鉄道の旅を楽しんだ。23日は朝からひどい二日酔いであったが、何とか起床、上野駅でabeさん、タブレットさんと合流して、7時20分発の草津1号に乗る。幸いにも気持ちの良い秋晴れである。連休初日だが、車内は空いている。普段なら朝のビールを楽しむところだが、今日はとてもその気にならない。2時間弱で新前橋着。

新前橋駅からタクシーで10分弱で、「ドイツフェスティバル in ぐんま」の会場である群馬県庁に到着。すでにAkiraさんが到着し、準備を進めていた。メルクリンの展示は複線オーバルとヤードという構成、外周線の片側の直線に架線を張っているうちに、イベントの開始時間になり、見学者が集まってくる。


今回は購入したばかりのiPad2で模型を走らせる。こういう展示の場合にはiPadを用いればCSの前に張り付いている必要がなく、とても便利である。
イベントの楽しみは、来場者の反応である。人気があるのは、煙と音が楽しいSL、そしてICEである。時々、車両に触ったり、架線をつかむ子もいるが、概してマナーは良い。P-zugさん、BOAC VC10さん、阿亮さん、Tさんも集まり、それぞれが持ち寄ったストラクチャやモデルを眺めるのも楽しい。





今回の目玉はマイワールドICEである。メルクリンの通常のモデルとは比べるべくもないが、サウンドや前照灯も装備し、メルクリン入門用としては十分に魅力的である。価格もこなれているし、多くの子供が実際に試走させて楽しんでいた。


電気機関車や電車を走らせる場合、一部の区間だけでも架線があるとぐっと魅力が増すと思う。パンタグラフが上下する様を眺めるのはなかなか楽しい。

私が持ち込んだのは、定番のICE 1とICE 3。運転会でも自宅でも、結局こればかり走らせてしまう。



会場で販売中のソーセージやパンも楽しむことができた。

17時に閉場、abeさん、タブレットさん、Tさんと共にタクシーで新前橋駅に戻る。特急草津の増結作業を眺め、上野行の普通列車で高崎へ向かい、高崎からはMaxたにがわに乗車、一旦皆さんと別れ、上野で降りて自宅に寄る。着替えを済ませ、荷物を変えて、すぐに出発。東京駅構内の居酒屋に戻り、先ほどの面々と再び合流する。メルクリンを肴に、21時半頃までビールの杯を重ねる。
居酒屋を後に、9番線ホームに向かうと、既にサンライズ瀬戸・出雲は入線済み。

アルコールやお茶を購入して車内へ。今回はサンライズ瀬戸の終点高松までシングルDXの切符を購入してある。指定された4号車26号室は喫煙席であるのが残念だが、清潔なベットの横には、デスク・椅子が置かれ、なかなか広い。洗面台やAC電源といった設備も大変便利である。


タブレットさん、Tさんに見送られ、22時に発車する。2階席であるためか、車内は静かで、乗り心地もなかなか良い。流れゆく夜景を肴に、ビールを飲むのもなかなか楽しい。横浜を出ると、次は熱海まで止まらない。随分とアルコールを飲んだので酔いが回ったのだろう、眠気に襲われて、沼津を過ぎ日付が変わろうとする頃には寝てしまう。
何度か列車の揺れで目が覚めたが、ベットが十分に広いためか、それなりにゆっくりと眠れた。岡山が近づいたころに起床、今日も気持ちの良い天気である。目を覚ますために、シャワーを利用する。使用時間6分は十分な長さだし、シャワー室もなかなか清潔で、気持ち良い。一方、トイレはもう少し何とかならないのか、と思う。
児島を過ぎると、瀬戸大橋である。朝日に照らされた瀬戸内海はことのほか美しい。


坂出を過ぎ、荷物を整理し終えた頃、終点の高松に到着する。先頭車付近で写真を撮る人が多く、なかなかの人気である。

駅構内を散歩した後、再び改札内へ。


名物の連絡船うどんで朝食を済ませ、8時22分発うずしお3号に乗る。N2000系気動車の2両編成で、自由席は7割方の席が埋まっている。古戦場である屋島を過ぎ、四国らしい海と山に囲まれた車窓風景を眺めるうちに9時15分に板野着。




板野からは10分程歩いて、四国八十八箇所・第3番札所である金泉寺に立ち寄る。朝からお遍路さんの姿が目立つ。


駅に戻り、10時02分発うずしお5号に乗る。こちらはN2000系の3両編成である。

徳島へは15分で到着する。

混雑する徳島駅を出て、駅前で高速バスのチケットを購入する。ここからは山陽バスの三宮行で高速舞子へ向かう。

10時半に発車したバスは鳴門から高速道路に乗り、大鳴門橋を渡って、淡路島に入る。



明石海峡大橋を超え、高速舞子には12時05分に到着する。


駅前の展望レストランで昼食を済ませる。太陽が正面から当たって、暑いくらいである。本当はビールを口にしたいが、まだ仕事が残っているので、我慢。

13時に再びバスに乗り、明石海峡大橋を超え、淡路島無舞台国際展示場へ。ここで発表を済ませたら、仕事は終了。再びバスで高速舞子に戻り、JR舞子駅から快速で大阪に出る。もう17時である。新装オープンの大阪駅に来るのは初めてである。

ここでabeさんと合流し、地下鉄でなんばへ。大阪難波からは18時発、近鉄のアーバンライナーで名古屋へ向かう。入線してきたのは、21000系アーバンライナーPLUSである。個人的には新型の21020系より、こちらの方が好きである。今回は幸いにもゆったりしたDXシートを予約できた。上本町、鶴橋と停車し、DXシート車はほぼ満席となった。

アーバンライナーの軽快な走りを楽しむうちに寝入ってしまい、気が付いたら中川の連絡線を過ぎて、津市内を走っている。完全に日は暮れてしまっているが、大学の6年間を過ごした思い出深い津の街を眺める。津を離れて6年半、随分と変化もある。白子・四日市・桑名を過ぎ、木曽三川を渡ったところで先頭部分へ移動。名古屋までの区間は前面展望を楽しむ。近鉄名古屋には20時10分に到着する。

名古屋からはのぞみで東へ。品川で下車し、山手線で新橋に行って、Barよしゆきさんに立ち寄る。2日間の締めに、IMAなどのドイツ話を伺い、鉄道三昧の2日を終えたのである。

新前橋駅からタクシーで10分弱で、「ドイツフェスティバル in ぐんま」の会場である群馬県庁に到着。すでにAkiraさんが到着し、準備を進めていた。メルクリンの展示は複線オーバルとヤードという構成、外周線の片側の直線に架線を張っているうちに、イベントの開始時間になり、見学者が集まってくる。


今回は購入したばかりのiPad2で模型を走らせる。こういう展示の場合にはiPadを用いればCSの前に張り付いている必要がなく、とても便利である。
イベントの楽しみは、来場者の反応である。人気があるのは、煙と音が楽しいSL、そしてICEである。時々、車両に触ったり、架線をつかむ子もいるが、概してマナーは良い。P-zugさん、BOAC VC10さん、阿亮さん、Tさんも集まり、それぞれが持ち寄ったストラクチャやモデルを眺めるのも楽しい。





今回の目玉はマイワールドICEである。メルクリンの通常のモデルとは比べるべくもないが、サウンドや前照灯も装備し、メルクリン入門用としては十分に魅力的である。価格もこなれているし、多くの子供が実際に試走させて楽しんでいた。


電気機関車や電車を走らせる場合、一部の区間だけでも架線があるとぐっと魅力が増すと思う。パンタグラフが上下する様を眺めるのはなかなか楽しい。

私が持ち込んだのは、定番のICE 1とICE 3。運転会でも自宅でも、結局こればかり走らせてしまう。



会場で販売中のソーセージやパンも楽しむことができた。

17時に閉場、abeさん、タブレットさん、Tさんと共にタクシーで新前橋駅に戻る。特急草津の増結作業を眺め、上野行の普通列車で高崎へ向かい、高崎からはMaxたにがわに乗車、一旦皆さんと別れ、上野で降りて自宅に寄る。着替えを済ませ、荷物を変えて、すぐに出発。東京駅構内の居酒屋に戻り、先ほどの面々と再び合流する。メルクリンを肴に、21時半頃までビールの杯を重ねる。
居酒屋を後に、9番線ホームに向かうと、既にサンライズ瀬戸・出雲は入線済み。

アルコールやお茶を購入して車内へ。今回はサンライズ瀬戸の終点高松までシングルDXの切符を購入してある。指定された4号車26号室は喫煙席であるのが残念だが、清潔なベットの横には、デスク・椅子が置かれ、なかなか広い。洗面台やAC電源といった設備も大変便利である。


タブレットさん、Tさんに見送られ、22時に発車する。2階席であるためか、車内は静かで、乗り心地もなかなか良い。流れゆく夜景を肴に、ビールを飲むのもなかなか楽しい。横浜を出ると、次は熱海まで止まらない。随分とアルコールを飲んだので酔いが回ったのだろう、眠気に襲われて、沼津を過ぎ日付が変わろうとする頃には寝てしまう。
何度か列車の揺れで目が覚めたが、ベットが十分に広いためか、それなりにゆっくりと眠れた。岡山が近づいたころに起床、今日も気持ちの良い天気である。目を覚ますために、シャワーを利用する。使用時間6分は十分な長さだし、シャワー室もなかなか清潔で、気持ち良い。一方、トイレはもう少し何とかならないのか、と思う。
児島を過ぎると、瀬戸大橋である。朝日に照らされた瀬戸内海はことのほか美しい。


坂出を過ぎ、荷物を整理し終えた頃、終点の高松に到着する。先頭車付近で写真を撮る人が多く、なかなかの人気である。

駅構内を散歩した後、再び改札内へ。


名物の連絡船うどんで朝食を済ませ、8時22分発うずしお3号に乗る。N2000系気動車の2両編成で、自由席は7割方の席が埋まっている。古戦場である屋島を過ぎ、四国らしい海と山に囲まれた車窓風景を眺めるうちに9時15分に板野着。




板野からは10分程歩いて、四国八十八箇所・第3番札所である金泉寺に立ち寄る。朝からお遍路さんの姿が目立つ。


駅に戻り、10時02分発うずしお5号に乗る。こちらはN2000系の3両編成である。

徳島へは15分で到着する。

混雑する徳島駅を出て、駅前で高速バスのチケットを購入する。ここからは山陽バスの三宮行で高速舞子へ向かう。

10時半に発車したバスは鳴門から高速道路に乗り、大鳴門橋を渡って、淡路島に入る。



明石海峡大橋を超え、高速舞子には12時05分に到着する。


駅前の展望レストランで昼食を済ませる。太陽が正面から当たって、暑いくらいである。本当はビールを口にしたいが、まだ仕事が残っているので、我慢。

13時に再びバスに乗り、明石海峡大橋を超え、淡路島無舞台国際展示場へ。ここで発表を済ませたら、仕事は終了。再びバスで高速舞子に戻り、JR舞子駅から快速で大阪に出る。もう17時である。新装オープンの大阪駅に来るのは初めてである。

ここでabeさんと合流し、地下鉄でなんばへ。大阪難波からは18時発、近鉄のアーバンライナーで名古屋へ向かう。入線してきたのは、21000系アーバンライナーPLUSである。個人的には新型の21020系より、こちらの方が好きである。今回は幸いにもゆったりしたDXシートを予約できた。上本町、鶴橋と停車し、DXシート車はほぼ満席となった。

アーバンライナーの軽快な走りを楽しむうちに寝入ってしまい、気が付いたら中川の連絡線を過ぎて、津市内を走っている。完全に日は暮れてしまっているが、大学の6年間を過ごした思い出深い津の街を眺める。津を離れて6年半、随分と変化もある。白子・四日市・桑名を過ぎ、木曽三川を渡ったところで先頭部分へ移動。名古屋までの区間は前面展望を楽しむ。近鉄名古屋には20時10分に到着する。

名古屋からはのぞみで東へ。品川で下車し、山手線で新橋に行って、Barよしゆきさんに立ち寄る。2日間の締めに、IMAなどのドイツ話を伺い、鉄道三昧の2日を終えたのである。
第12回 国際鉄道模型コンベンション出展 「Hbf」 [鉄道模型 総合]
8月19日から21日までの3日間、東京ビックサイトで恒例の国際鉄道模型コンベンションJAMが開催された。「Barよしゆき」のよしゆきさんがJAMに出ようと言い出したのは3年半前のこと、今回は「Hbf」として3回目の出展となった。この間、メンバーも増え、展示スペースは倍以上となった。3年でここまで発展するとは、よしゆきさんの努力と行動力には感服するばかりである。
搬入・設営は18日午後に行われたが、私自身は全く手伝うことができず、19日も昼過ぎに仕事の移動のついでに立ち寄っただけ、20日は丸一日参加したが、21日の撤収も手伝えなかった。楽しむだけ楽しんで、つらい作業にを手伝わなかった点は恐縮するばかりである。
20日朝8時半過ぎに東京ビックサイトに行くと、例年通り、限定品を求める長い行列ができていた。その横を通り抜けて、通用口から入ると、早くから多くの出展者が準備に勤しんでいた。「Hbf」は入口のすぐ横、しかもKATOブースの隣という立地。必要以上に目立つことを好まない「Hbf」には、およそ似合わない場所であった。
JAMのMP部門を見て回ると展示内容は様々なであるが、やはり精巧に作りこんだレイアウトの展示が多い。しかし、「Hbf」はメンバーがそうそう全員揃うわけでもないし、保管スペースの問題もある。そこで、情景付レイアウトは諦め、お座敷運転を如何に楽しむか、という点を追求してきた。何より鉄道模型の主役は鉄道、ともかく列車を走らせて楽しく遊びましょう、というのがモットーなのである。
そんなわけで、広いスペースにはともかくレールを敷きまくることになる。今回は最外周からmasatoさんのCトラック複線(架線付)、hikariさんのCトラック4線 (1線はヤードへの連絡線)、BOAC VC10さんのMトラック複線、内側にmasatoさんのCトラック複線が入り、メルクリンHOだけで計10線を数えた。さらにabeさんのNゲージ複線、hikariさんのTTゲージ複線に加え、hikariさん、Kさん、FさんのZゲージ・情景付レイアウトまで登場。同時に走っている列車の数だけはどこにも負けていなかったと思う。



「Hbf」ブースで最も目立ったのはへリックス・ループとレインボー・ブリッジ?であろう。これはmasatoさんの力作である。ループ部分はべニア板からカッターナイフで切りだしたとのこと、その苦労がしのばれる。このループを長い貨物列車がゆっくりと走るのを眺めるのは楽しい。そしてICE 3がシャーと走り抜けるのも良い。。実は19日にみーぱぱさんのICE3が外周線で脱線しテーブルから落下するという事故があっただが(幸いにも故障などはなかったそうだ)、少々スピードを出しても脱線することはなかった。




同じく目立っていたのは、hikariさん自慢のベルリン中央駅風駅舎、その名も”Silberplatz Hbf”のガラスドームである。アクリル板からの自作で、LEDで電飾が施され(色も変わる)、貫録十分。現代のドイツ鉄道を感じさせる、スタイリッシュな演出となった。



ギミックでは何と言ってもハンプヤード。貨車が自動的に切り離され仕分けられていく様子は来場された方々にかなり注目されていた。ハンプの頂上で切り離された貨車が通過すると、センサーレールが関知し、ポイントレールが自動的に切り替わるという仕組みである。これはmasatoさん、hikariさんの研究の成果。当日は無線LANを活用してiPadで機関車を操作していたことも来場者の興味をひいたようだ。この操作は少しコツが要るのだが、nissyさんが大活躍。nissyさんがいなかった20日午後には、よしゆきさんがどこかから連れてきた助っ人の女性二人が担当し、男性ばかりが目立つ中でちょっと華のある一角となった。

最外周線はシンプルな複線だが、架線はいつも注目を集める。確かに架線があるとないとは大違い、臨場感が一気に高まる。

おなじみ、masatoさんの機関庫ヤードも登場。居並ぶ機関車が煙を吐いたら、蒸機ファンにはたまらないシーンであろう。

お座敷レイアウトとはいえ、ストラクチャーも豊富に用意された。その中でも目立ったのはT-zugさんの風力発電モジュール。しかし、2基のうち1基は最初から故障、もう1基も初日には壊れてしまった。自然エネルギーの道もなかなか厳しい・・・・。来年は2基とも元気に回ってほしいものである。

その他、定番の実際に動く遊園地、城、グライダーの空港など、様々なストラクチャーがお座敷運転の良いアクセントになっていた。



高架複線のNゲージではICE 3やタリスが爆走。いつも私のことを暴走族と表現するabeさんだが、お子さんの前では私以上の暴走族と化していた。(なお、私はICEをスケールスピードで走らせているだけである、実物が速いから模型も早いということだ。) その内側のTTゲージにもICE 3が登場。TTゲージは日本では馴染みがないのであろう、これは何ゲージですか、とよく質問された。

hikariさんが自宅から持ち込んだレイアウトも注目を集めていた。ICE 3が快走する高速新線付という私好みのレイアウトは、ドーム駅から教会広場、湖まで細かく作りこまれ、実に魅力的であった。そして、ドイツだけに、上空にはルフトハンザが飛行中。ただし、残念ながらICE 3は走行がかなり繊細のようで、hikariさんは扱いにかなり苦労しておられた。




FさんのZゲージレイアウトもドイツのちょっと田舎をイメージさせて、とても良い雰囲気である。小さなスペースでこのようにレイアウトを楽しめるのは、Zゲージの最大の魅力かもしれない。

20日はICE祭りにしようということになっていて、私はメルクリンのICE 3を2編成、ICE 1を1編成、ピコのICE 3を2編成持ち込んだ。しかし、残念ながらピコの方は、通電すると全速力で暴走し制御できないというトラブルが発生し、衝突事故も起こしてしまった。一方、メルクリンの3編成は最後までノートラブルで気持ち良く走り続けた。運転会に行くたびに思うのだが、鉄道模型は細かいディテール以前に、最後まで気持ち良く走ってくれることが何よりも有り難い。hikariさんやmasatoさん、H.Koganeさん、TさんもメルクリンのICEを持参し、TT・N・ZゲージでもICEが走り回った。ICEだけで全ての線路を埋めることこそ出来なかったが、ICEのモデルを存分に堪能したのであった。

写真までは撮れなかったが、興味深い展示も多く、会場を見て回るのも楽しかった。JAMは18時で終了、お台場に移動して懇親会でビール三昧、締めは勿論Barよしゆき。鉄道模型で遊び尽くした一日が終わった。実に楽しい一日を過ごすことが出来、Hbfのメンバーの皆さん、ご来場いただいた皆さんに改めて御礼を申し上げたい。
搬入・設営は18日午後に行われたが、私自身は全く手伝うことができず、19日も昼過ぎに仕事の移動のついでに立ち寄っただけ、20日は丸一日参加したが、21日の撤収も手伝えなかった。楽しむだけ楽しんで、つらい作業にを手伝わなかった点は恐縮するばかりである。
20日朝8時半過ぎに東京ビックサイトに行くと、例年通り、限定品を求める長い行列ができていた。その横を通り抜けて、通用口から入ると、早くから多くの出展者が準備に勤しんでいた。「Hbf」は入口のすぐ横、しかもKATOブースの隣という立地。必要以上に目立つことを好まない「Hbf」には、およそ似合わない場所であった。
JAMのMP部門を見て回ると展示内容は様々なであるが、やはり精巧に作りこんだレイアウトの展示が多い。しかし、「Hbf」はメンバーがそうそう全員揃うわけでもないし、保管スペースの問題もある。そこで、情景付レイアウトは諦め、お座敷運転を如何に楽しむか、という点を追求してきた。何より鉄道模型の主役は鉄道、ともかく列車を走らせて楽しく遊びましょう、というのがモットーなのである。
そんなわけで、広いスペースにはともかくレールを敷きまくることになる。今回は最外周からmasatoさんのCトラック複線(架線付)、hikariさんのCトラック4線 (1線はヤードへの連絡線)、BOAC VC10さんのMトラック複線、内側にmasatoさんのCトラック複線が入り、メルクリンHOだけで計10線を数えた。さらにabeさんのNゲージ複線、hikariさんのTTゲージ複線に加え、hikariさん、Kさん、FさんのZゲージ・情景付レイアウトまで登場。同時に走っている列車の数だけはどこにも負けていなかったと思う。



「Hbf」ブースで最も目立ったのはへリックス・ループとレインボー・ブリッジ?であろう。これはmasatoさんの力作である。ループ部分はべニア板からカッターナイフで切りだしたとのこと、その苦労がしのばれる。このループを長い貨物列車がゆっくりと走るのを眺めるのは楽しい。そしてICE 3がシャーと走り抜けるのも良い。。実は19日にみーぱぱさんのICE3が外周線で脱線しテーブルから落下するという事故があっただが(幸いにも故障などはなかったそうだ)、少々スピードを出しても脱線することはなかった。




同じく目立っていたのは、hikariさん自慢のベルリン中央駅風駅舎、その名も”Silberplatz Hbf”のガラスドームである。アクリル板からの自作で、LEDで電飾が施され(色も変わる)、貫録十分。現代のドイツ鉄道を感じさせる、スタイリッシュな演出となった。



ギミックでは何と言ってもハンプヤード。貨車が自動的に切り離され仕分けられていく様子は来場された方々にかなり注目されていた。ハンプの頂上で切り離された貨車が通過すると、センサーレールが関知し、ポイントレールが自動的に切り替わるという仕組みである。これはmasatoさん、hikariさんの研究の成果。当日は無線LANを活用してiPadで機関車を操作していたことも来場者の興味をひいたようだ。この操作は少しコツが要るのだが、nissyさんが大活躍。nissyさんがいなかった20日午後には、よしゆきさんがどこかから連れてきた助っ人の女性二人が担当し、男性ばかりが目立つ中でちょっと華のある一角となった。

最外周線はシンプルな複線だが、架線はいつも注目を集める。確かに架線があるとないとは大違い、臨場感が一気に高まる。

おなじみ、masatoさんの機関庫ヤードも登場。居並ぶ機関車が煙を吐いたら、蒸機ファンにはたまらないシーンであろう。

お座敷レイアウトとはいえ、ストラクチャーも豊富に用意された。その中でも目立ったのはT-zugさんの風力発電モジュール。しかし、2基のうち1基は最初から故障、もう1基も初日には壊れてしまった。自然エネルギーの道もなかなか厳しい・・・・。来年は2基とも元気に回ってほしいものである。

その他、定番の実際に動く遊園地、城、グライダーの空港など、様々なストラクチャーがお座敷運転の良いアクセントになっていた。



高架複線のNゲージではICE 3やタリスが爆走。いつも私のことを暴走族と表現するabeさんだが、お子さんの前では私以上の暴走族と化していた。(なお、私はICEをスケールスピードで走らせているだけである、実物が速いから模型も早いということだ。) その内側のTTゲージにもICE 3が登場。TTゲージは日本では馴染みがないのであろう、これは何ゲージですか、とよく質問された。

hikariさんが自宅から持ち込んだレイアウトも注目を集めていた。ICE 3が快走する高速新線付という私好みのレイアウトは、ドーム駅から教会広場、湖まで細かく作りこまれ、実に魅力的であった。そして、ドイツだけに、上空にはルフトハンザが飛行中。ただし、残念ながらICE 3は走行がかなり繊細のようで、hikariさんは扱いにかなり苦労しておられた。




FさんのZゲージレイアウトもドイツのちょっと田舎をイメージさせて、とても良い雰囲気である。小さなスペースでこのようにレイアウトを楽しめるのは、Zゲージの最大の魅力かもしれない。

20日はICE祭りにしようということになっていて、私はメルクリンのICE 3を2編成、ICE 1を1編成、ピコのICE 3を2編成持ち込んだ。しかし、残念ながらピコの方は、通電すると全速力で暴走し制御できないというトラブルが発生し、衝突事故も起こしてしまった。一方、メルクリンの3編成は最後までノートラブルで気持ち良く走り続けた。運転会に行くたびに思うのだが、鉄道模型は細かいディテール以前に、最後まで気持ち良く走ってくれることが何よりも有り難い。hikariさんやmasatoさん、H.Koganeさん、TさんもメルクリンのICEを持参し、TT・N・ZゲージでもICEが走り回った。ICEだけで全ての線路を埋めることこそ出来なかったが、ICEのモデルを存分に堪能したのであった。

写真までは撮れなかったが、興味深い展示も多く、会場を見て回るのも楽しかった。JAMは18時で終了、お台場に移動して懇親会でビール三昧、締めは勿論Barよしゆき。鉄道模型で遊び尽くした一日が終わった。実に楽しい一日を過ごすことが出来、Hbfのメンバーの皆さん、ご来場いただいた皆さんに改めて御礼を申し上げたい。








