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Die Nostalgiezugreise mit 01 150 (2) [ドイツ鉄道 特別列車]

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01 150 (12月2日撮影)

 ドイツを代表する蒸気機関車01形は数両が動態保存されている。その中でも01 150は一度は火災に遭ったものの、2013年にボイラーを新製した上で復活を果たし、Hanauをベースに特別列車の牽引に用いられてる。4月1日にも01 150の牽引する列車でKoblenzまでの旅を楽しんだが、帰国が近づき、もう一度くらい蒸気機関車の旅を楽しみたいと思っていたところ、01 150牽引でAachenまでの列車が運行されることを知り、早速申し込んだ。今回は妻に加え、Hamburgに住む友人も加わった。
 この特別列車は6時にMünster(Westf.) Hbfを発車し、Osnabrück Hbf – Melle – Bünde – Herford – Bielefeld - Gütersloh – Neubeckum - Hamm(Westf.) – Unna - Schwerte(Westf.)とNordrhein-Westfalen州東部をこまめに停車しながら乗客を集め、Hagen Hbfに9時12分に到着、ここから01 150が先頭に立ち、Aachenへ向かう予定となっていた。そこで、我々もHagen Hbfから乗ることにした。
 11月25日Düsseldorf Hbfで友人と落ち合い、Dortmund Hbf行のRE 4系統RE 10411に乗車する。先頭は制御客車、後ろから押す機関車は111 111である。5分程遅れて発車が、列車は順調に走り、9時30分にHagen Hbfに着く。
 14番線を見ると、既に特別列車SDZ 20980は入線しており、先頭で01 150が煙を上げていて、その周りでは多くの人がカメラを向けていた。一旦隣のホームで撮影した後、14番線ホームへ。01 150の後ろには緑色の郵便車、その後ろにはチャーター列車の運行会社Euro-Express Sonderzügeの褐色のUIC-X客車が連なっているが、食堂車だけはVehrkehrsrot塗装のWRmh 132.1である。最後尾にはここまで列車を牽引してきたSiemens製Vecron 193 553が連結されている。本来は110 169が牽引するはずであったが、残念ながらトラブルで変更になった。とはいえ先頭が蒸気機関車、反対が最新鋭の電気機関車という組み合わせもそれはそれで面白い。

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 指定された3号車の1等コンパートメント客車に乗る。車内は6人用コンパートメントが並び、我々の指定された4号室にも初老の夫婦連れ1組、中年の男性1人の3人の先客があった。挨拶すると、取り留めのない話になる。夫婦連れの同室者は新幹線にも乗ったことがあるそうだ、新幹線の方がずっと時間に正確だけど私はICEの方が好きと返したら、僕は蒸気機関車が好きだね、とのこと。一人で乗っている熱心な鉄道ファンには日本でも蒸気機関車が走っているのか、と尋ねられる。こういう会話も、このような列車の旅の楽しみかもしれない。
 定刻の9時49分に列車はゆっくりとHagen Hbfを発車する。まずは50km/hほどで流し気味に走る。前方からは小気味良いブラスト音が響いてくる。次の停車駅Wuppertal-Oberbarmenまでは15分程で着く。まだ発車したばかりだが、列車はここで水を補給するため、1時間近く停車する。妻は車内は暖かいし、座席の座り心地も良いとのことで、ゆっくり寝ている。

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 私は友人と連れ立って、ホームの先頭でまず撮影。乗客が先頭に集まってきたところで編成を見ながらゆっくりと最後尾まで見て歩く。さらに駅から外へ出て、線路の反対側に回って、01 150を撮影する。水の補給は水道管からホースを直接伸ばして行っている。この駅は世界最古のモノレールの始発駅でもあり、モノレールが頻繁の発車していく。

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 帰り際、食堂車に立ち寄る。01 150のグッズも売られており、とりあえずマグネットを買って、自席に戻る。列車は11時01分に列車は発車する。ここで少々お腹が空いて来たので、友人と妻と食堂車へ行く。食堂車といっても、この列車はセルフサービス式、食べ物も朝食セットか、ソーセージか、フリカンデレ (ハンバーグのようなもの)といった種類だけ。といっても値段はお手頃である、我々はソーセージとポテトサラダのセットを注文、素人料理に毛の生えた程度のものだが、それでも十分に美味しくて、ボリュームがある。

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 列車はWuppertal Hbfに停車して最後の乗客を乗せ、さらに西へと向かう。Solingen方面への路線が分岐するGruitenを通過したところで3号車に戻る。鉄道博物館のあるHochdahlを通過すると、Erkrathまでの3km程は33‰の下り勾配が続く。鉄道創成期から長らく、この勾配区間はネックであった。この地方で最初に開業した鉄道であるDüsseldorfからの路線は勾配を超えられる機関車がなかったため、勾配の手前Erkrathまでの開業であったし、第二次大戦後にも勾配区間用に専用機関車が投入されたこともある。とはいえ、111形や最新の電車であれば、勾配区間を軽やかに超えていく。

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 Erkrathを通過すると、しばらく平坦な区間となる。MetmannやNeandertahlからの路線が合流すると、もうDüsseldorf市内である。自宅の方向を見ながらゆっくり左へ急カーブし、まもなくDüsseldorf Hbfを通過する。地元の中央駅を通過する経験はそうないので、これはこれで面白い。Köln方面の列車と分かれ、列車はさらに西へ向かう。ライン川を渡り、S-Bahnも追い抜く。

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 Neuss Hbfを通過し、列車はさらに直線区間を西へ向かう。手元のアプリを見ると、列車70~100km/h程で走る。電気機関車の後押しがあるとはえ、なかなかのスピード感である。

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 拠点駅Mönchengladbach Hbfを過ぎ、列車は進行方向を南西へと変える。Hagenの発車から2時間が経過し、コンパートメントには気だるい雰囲気が漂い、同室者の大半が寝ている。静かな車内で、前方から響いてくるブラスト音を聞きながらドイツの車窓を眺めるのは最高、こんな旅情をかきたてられる機会はそうないであろう。

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 列車は順調に走り、13時ちょうどに目的地のAachen Hbfに到着した。下車したところで反対のホームに行き、01 150を撮影する。

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 ここからは市内観光の時間である。別料金で(といっても安価だが)乗客向けの市内観光ツアーが何コースか用意されているが、我々は3人で街をぶらつくことにする。アジア食品店や雑貨店で友人の買い物に付き合いながら、街の象徴である大聖堂に向かう。温泉が湧き出るエリーゼの泉まで来ると、もう大聖堂は近い。周囲ではクリスマスマーケットが始まり、多くの観光客が賑わっている。

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 カフェで一休みした後、大聖堂へ。アーヘンの大聖堂は神聖ローマ帝国の初代皇帝であるカール大帝が埋葬されており、その壮麗さには圧倒される。

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 大聖堂に程近い、巨大な鉄道模型店に立ち寄った後はクリスマスマーケットを見て回る。日が落ちて、かなり冷え込んできた。グリューワインにライブクーヘン (ジャガイモのパンケーキ)で体を温めるが、その間に雹が降り出し、さらに雪までちらついてきた。

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 17時20分頃、クリスマスマーケットを離れ、中央駅へと向かう。ゆっくり歩いて、駅まあでは20分程である。駅についてまもなく、電気機関車を先頭に、先程乗った列車が入線して来る。進行方向を変え、ここから01 150を先頭に走る。

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 17時58分に発車、列車は東へ進路を向ける。この列車は往路と復路でルートが異なっており、まずはKölnを目指す。アーヘン観光に疲れたのか、同室者の多くが寝ており、妻と取り留めのない話をしながら、夜汽車の旅を楽しむ。DürenからはS-Bahnと並行する複々線区間となる。Aachenから1時間ほどでKöln Westに着く。とはいえ、停車した場所にホームはなく、ここで01 150が任務を終え、連結が外されるのである。

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 しばらく停車した後、列車は進行方向を変え、電気機関車を先頭に走り出す。まもなくKöln Hbfである。我々としてはここで下車するのは好都合なのだが、残念ながら、運転停車で下車はできないとのこと。10分程停車した列車は19時40分に発車し、列車はライン川を渡り、Solingenを通過してWuppertal Hbfには20時09分に到着した。同室者に別れを告げ、我々はここで下車する。列車はこの後、さらにMünsterへ向かう。

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 遅れてやって来たREに乗車し、Düsseldorf Hbfまでは20分程で着く。駅に程近い韓国料理店に入り、温かい鍋をつついて楽しい夜を過ごした。

 翌週の12月2日、01 150はRüdesheimへ向かう特別列車を牽引した。予定の時間に比べ1時間程遅れての運行であったが、Düsseldorf Hbfの発車を眺めた。

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さらにICEとRBで先行し、Kölnの南、Hurth付近でその雄姿を見ることが出来た。火災から逞しく復活した01 150、今後も末永く走り続けて欲しいものである。

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