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Die Baureihe 23 der Deutschen Bundesbahn (EK-Eisenbahn-Videothek) [ドイツ鉄道 DVD]

私は鉄道については模型も実車も好きであるが、どちらかというと実車への興味がより強い。23形の模型を購入しようと決めてから、実車への関心も深まるばかりで、早速購入したのが先日紹介したEisenbahn Journalの増刊号である。そして、実車の映像も見たいということで注文した23形のDVDも届いたので、紹介したい。
Eisenbahn Kurierはこれまでにも様々なDVDを発売しており、いずれも安定した仕上がりで、貴重な映像もいろいろと収録されるため、これまでにも時々購入しているが、蒸気機関車のDVDを購入するのは初めてである。

P1020110.jpg

DVDの中心となるのは、DB Museum Nuernbergに保存されていた23 105、あるいは23 023、23 071の保存運転の、比較的新しい映像である。非常によく整備された23形の特別列車の映像は格別貴重なものではないが、高品質のカラー映像は、この機関車の持つ美しさを良く凝縮している。それにしても蒸気機関車の映像は面白い、煙突から動輪まで、どこを切り取っても、他の鉄道車両にはない、まるで生き物のような躍動感が溢れているのだ。重連運転や、運転室内部の映像も収録され、模型では表現できない蒸気機関車の魅力を堪能できる。
登場時の様子は残念ながら写真や模型の映像を収録しているだけであるが、現役時代の活躍は写真だけでなく、モノクロ・カラー映像を豊富に収録されている。映像の中心はEp. IVである点を残念に思う方もいらっしゃるだろうが、晩年のCralisheimやSaarbrueckenでの活躍ぶりを伝える映像は特に貴重である。機関庫や、ローカル列車を牽引する様子はレイアウト構想を練るにも、編成を組むにも大いに参考になるものと思う。モーゼル河岸の光景の中を走る姿、あるいは蒸気機関車廃止時のイベントの様子なども興味深い。画質も思ったほど悪くはなく、晩年の23形の姿を堪能できる。残念なのは、Wendenzugの映像がないことか。
一方、DRGの開発した23形(後の35形)は簡単に紹介されているのみ、DRの23形にいたっては紹介もされていない。
全体としては、現役当時の映像を適度組み合わせながら23形の歴史を概説するとともに、多彩な視点で撮影された新しい映像を豊富に収録し、23形の魅力を気軽に楽しむことができる一本である。なお、23形のDVDはもう1本入手したので、日を改めて紹介したい。


※23形の資料を色々と集めたので、RiGにまとめたいと考えています。ただ、23形の写真が少ないので、実車の写真をお持ちの方は、是非ご協力下さい。

Ticket to Ride.. [ドイツ鉄道 DVD]

私は展望席が好きだ。ドイツに行くと、ICE 3やICE-Tの走る区間では大抵展望席を予約し、地図とビールを片手に前方風景を楽しむ。配線、対向列車、スピードメーター、運転手の動作・・・・展望席には、鉄道ファンを魅了をする醍醐味がある。

列車の前面展望を気軽に楽しめるのが運転室展望ビデオである。日本国内で運転室展望ビデオがこれだけ広く売られるようになったのは20年くらい前からだと思う。書店や模型店でビデオコーナーを眺めると、その豊富な品揃えには驚くばかりである。それに比べると、ドイツは鉄道関係のビデオは豊富であるが、展望ビデオは圧倒的に少ない。そんな中で、気軽に楽しめるのが、Ticket to Ride..の一連のシリーズである。

Ticket to Ride..はイギリスの会社が出している鉄道DVDシリーズである。展望DVDだけでなく、特定の地方の鉄道をまとめたものや模型を扱ったものもあり、扱う対象もヨーロッパを中心に15カ国以上の鉄道に及んでいる。嬉しいことにその中でも最もラインアップが充実しているのは、ドイツ鉄道関係のDVDである。私も展望DVDを中心に少しずつ集めている。

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おかげで、我が家では以下の区間の展望を気軽に楽しめる。
- Singen→Stuttgart (ICE-T)
- Koblenz→Frankfurt (101)
- Koeln→Duisburg (IC)
- Frankfurt→Mannheim (ライン川左岸線 / IC)
- Mannheim→Saarbruecken (ICE 2)
- Saarbruecken→Trier (425)
- Konstanz→Villingen (101)
- Villingen→Offenburg (黒い森線 / 101)
- Basel→Karlsruhe (ICE 1)
- Frankfurt→Koeln (NBS / ICE 3)

このDVDシリーズはすべて英語ナレーション付き (このあたりが日本と感覚が違う)である。カメラワークなど、全般的な作りはやや素人っぽい気もするが、作品が増えると共にかなり改善してきている。我々にとって嬉しいのは、PALだけでなく、大半の作品はNTSC方式も用意されていることである。ホームページ上ではPALしかないように記載されている作品でも、問い合わせたらNTSCが用意されていることもある。ホームページからもクレジットカードを用いて簡単に購入でき、対応も早く、私自身はこれまでトラブルは全くない。
http://www.tickettoride.org.uk/
スイスやオーストリアのラインアップも充実し、展望DVD以外のDVDもマニアックな場所まで取材されていて中々面白い。

ここまで書いておいて何だが、実は私は展望DVDは全面的には好きではない。例えば、Frankfurt→KoelnのNBSの展望DVDである。これは確かに面白いのだが、実車の展望席の魅力には到底かなわない。ICE 3の体まで響き渡るインバーター音(天使の歌声ともいう)、加減速時や勾配区間で感じるG、そして視線をずらせば計器類や運転手の動作、さらに側面からの風景、これら全てを一度に堪能できるのは展望席なのである。展望DVDが伝えられるのは、ほんの一部だけなのである。
ただ、DVDをみることで実車体験を思い起こすことは可能であるし、未知の路線のDVDはその路線への憧れをもたらすこともある。そんなわけで、私はついつい展望DVDを買ってしまうのである。
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